FPS、TPSの楽しさと「バトロワゲーム」の革命

ゲーム

皆さんFPS、TPSのゲームって好きですか?

私は得意ではないですが好きです、あの臨場感は他のジャンルでは中々味わえませんよね。
ここ数年ではバトルロワイヤルゲーム、略して「バトロワ」の登場によりFPS、TPSゲームの世界は大きく変わってきたのでは?と思っています。

その影響力についてお話します。

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そもそもFPS、TPSって何?

簡単にFPS、TPSと言ってますが、そもそも何?と思う方もいらっしゃると思います。

FPSとはファーストパーソン・シューター(First Person shooter)、日本語で言うと第一者視点。
画面を見れば一目瞭然ですが、画面上にはプレイキャラクターの手しか映っておらず、キャラクター目線でゲームを進めます。
キャラクターが見えないため「主人公 = 自分」という感じになりゲームに入り込みやすいです。

代表的なタイトルですとコール オブ デューティ(CALL OF DUTY、COD)、バトルフィールド(BATTLEFIELD、BF)、レインボーシックス(Rainbow Six)、バイオハザード7(BIOHAZARD7)、ヘイロー(HALO)など。

こちらがFPS、自分の手しか見えません

TPSとはサードパーソン・シューティングゲーム(Third Person shooter)、日本語で言うと第三者視点。

こちらはFPSより若干カメラが引いてキャラクターの背面からの目線になります。
キャラクターが見えるため、キャラクター目線でのプレイが楽しめます。

代表的なタイトルですとスプラトゥーン、ディビジョン(DIVISION)、ワールドウォーゼット(WORLD WAR Z)、アンチャーテッド(Uncharted )、バイオハザード4、5、6、RE:2(BIOHAZARD)、ギアーズオブウォー(Gears of war、GOW)など。

FPS、TPSは銃撃戦をするゲームが殆どなのですが、ここ最近ではスカイリムやGOD O FWAR(PS4)などのRPGやアクションにもFPS、TPSの目線が採用されてます。

私が覚えている範囲では子供の頃はまだFPSしかなく、しかもPCゲームでした。
キーボードで移動してマウスでエイムするって言うとても複雑な操作に興味すら沸いてなかったです。
しかし、この操作は今も変わっておらず、大会とか出てる人達は基本的にPCですよね。

こちらがTPS、キャラクターの背後からのカメラアングルになります。

FPS、TPSの楽しさ、難しさ

初めはPCゲームが主流でしたが、アナログスティックの出現により今ではPlayStaionなどの据置機でも遊べるようになり、だいぶ身近になりました。

私も初めは抵抗があったのですが、遊び続けた事でその楽しさを知り、今では下手くそですが、楽しんでます。

FPS、TPSの楽しさ

現場にいるぞ!という臨場感。
これはFPSの方が強く感じますが、となるためでプレイするため、現場に自分が立っている感があります。
戦争物をプレイしたら銃弾飛び交う戦場を敵を倒しながら進む恐怖、緊張感。
ホラー物であればどこから何が出てくるか分からない暗い道を歩くなんてもう~震えます。

自分で銃を撃ってる感。
FPS、TPSどちらも銃を撃つゲームが多いです。
その際に照準であるポインタを敵に合わせて撃つので、自分がしっかりと銃を扱っている感があります。
スナイパーでヘッドショットを決めた時、ショットガンを至近距離で撃ち込んだ時の快感たるや、たまりません。
TPSに多いのですが、カバーアクション(壁や障害物に隠れる)しながら隙を見て射撃するのも楽しいです。

FPS、TPSの難しさ

エイムに慣れるまでが大変
エイムとは視線の移動であったり、先に説明した銃を撃つ際の照準を敵に合わせるFPS、TPSの超基本動作の一つです。
超基本動作でありながら、一番慣れるまでに時間の掛かる操作です。

しかし、これに慣れないと動く敵を倒すことが難しくなります。
これはいくつかのタイトルを遊んできた私でも未だに上達しません。
最近のバイオハザードもTPSになったのですが、ノロいゾンビですらまともに銃を当てる事が出来なかったりしますw

対人戦ではこのエイムの速さ、正確さが非情に大事になり、私のようなエイム下手なプレイヤーは敵と遭遇した瞬間に撃ち抜かれて終了ですw

ゲームによってエイムのスピード、感度が異なるので練習が必要です。
また中、上級者になると移動やジャンプしながらエイムを出来るようになりますが、それも覚えるまで大変です。

視界の狭さ
楽しさに「臨場感」と説明しましたが、それはカメラが近いからです。
よくあるキャラクターの全身が見えているアクションゲームではカメラがだいぶ引いているため、視界は広いです。

しかしFPS、TPSではほぼ正面しか見えないため左右からの攻撃や敵を見つけにくいです。
後はフィールドを探索するにもカメラをグルグル回さなければいけません。

距離感が取りづらい
遠距離射撃をしている時には影響はないですが、近距離攻撃やアクション、RPGの場合武器のリーチが掴みづらく、スカったり届かないと思った敵の攻撃をモロにくらったりします。

私のFPS、TPS履歴

ここまでFPS、TPSの特徴をお話ししましたが、私の体験談もお話しできたと思います。

私が初めてFPSを本格的に始めたのはXBOXで発売された「HALO(ヘイロー)」というソフトです。
まだ私が専門学生で、そこで知り合った友人に勧められました。
こちらは設定としてはSFで色んな惑星だったり、宇宙船内でエイリアンと戦います。

初めのうちはエイムもグチャグチャで3D酔いしそうな感じでしたが、徐々になれてゆき、3までクリアしました。

先に話したFPSは「主人公 = 自分」となるため、後半は「私が世界を救ってるぜい!」という気持ちが大きくなり、その世界にドップリハマってました。

そこからCOD、BFなどメジャーどこを1作だけやりましたが、その中でHALOに続く大きな経験となったのがこちらもXBOXの「Gears of war(ギアーズオブウォー)」です。

初めて動画を見た時に衝撃受けましたね、臨場感とダッシュ時のカメラの使い方が上手い。
設定は地底人(エイリアン)と人類の戦争物になります。

エイリアンと言っても人型が多く、相手も銃を使ってきます、そのためカバーアクションが重要となり、緊張感が凄いです。
人類側のデザインもよく、ゴリゴリのオッサンばっかりですw、日本人受けするかは賛否ありそうですが、私は好きでした。

FPS、TPSをやっててよかったと思ったのは「バイオハザード4」をそれ程抵抗なく遊べた事です。
バイオハザードは4からこれまでの引きの画面構成からTPSに変更されました。
しかしこれまでの経験があったので、楽しく遊ぶことができました。

以降FPS、TPSに抵抗の無くなった私はバイオハザード、アンチャーテッド、トゥームレイダー、ゴッドオブウォーなど沢山のゲームに手を出しました。
結果分かったのは私はFPSよりキャラクターを操作している感のあるTPSの方が好みのようです。

FPS、TPSに革命を起こした「バトロワゲーム」の存在

ここ数年「バトルロワイヤルゲーム」ことバトロワが登場し、FPS、TPSユーザが急増しているように思えます。
私のような昔からゲームをしていた人間からしてみると操作性も難しいFPS、TPSが何故ここまで人気になっているのか不思議に思っているのですが、そこにはバトロワの存在が大きいと思います。

そもそもバトルロワイヤルゲームとはどんなゲームなのか?
名前のとおり複数のプレイヤーが1つのフィールドにて戦って最後の1人(もしくはチーム)になったら勝ちとシンプルなものです。
ゲームの流れとしては

1.スタートすると空からステージへ落下、プレイヤーは好きな所へ着地します。
2.プレイヤーが全員丸腰のため、ステージ内に落ちてる武器、アイテムを拾い装備を整えます。
3.敵に遭遇したら戦闘開始、倒せば装備品を横取り、死んだらそこで終了。
4.ステージはある一定の時間で安全地帯が狭くなり、安全地帯の外にいるとダメージをくらい、最後には死んでしまいます。
5.3~4を繰り返しながら最後の1人になるまで生き残ったら勝利。

となります。
ルール自体は単純なのですが、FPS、TPSの対人戦は非情に難しく、私なんて始めてすぐに瞬殺ですw

代表的なタイトルとして今回は下記を挙げてみました。
荒野行動(Nintendo Switch、PlayStation 4、Microsoft Windows)
PUBG – PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PlayStation 4、Xbox One、iOS、Microsoft Windows)
フォートナイト – Fortnite Battle Royale(PlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One、Android、iOS、Microsoft Windows、Classic Mac OS)
エーペックス – Apex Legends(PlayStation 4、 Xbox One、 Microsoft Windows)
今この中でぶっちぎりで人気なのが下のフォートナイトとエーペックスです。

何故こんなに人気なのか

この2つのタイトルが何故こんなにも人気なのか、フォートナイト、エーペックスどちらもやってみた私なりの見解です。

基本プレイ完全無料

このクオリティのゲームが完全無料でプレイできるなんてビックリしました。

PS4の場合、オンラインゲームをやる場合、PS PLUSという有料のチケットを購入しないといけないのですが、それもいりません!
となると気になるのは「なんで他のオンラインはお金取るんだい!!」です。が、今回の趣旨には関係ないのでまたどこかの機会で。

必要なのはそれぞれのアカウントを作るぐらいです。
お試し気分でプレイできるのは本当にありがたいことです。

プラットフォームが多い

こちらはフォートナイトの強みですが上記にもありますように最新の据置機、Android、iOS、PCとほぼゲームに使用しる端末は網羅してます。

しかもそれらの端末が異なっていても対戦が出来るみたいです。
つまりスマホしか持っていない友人とPS4を持っている私とで同じゲームが出来るってことです。

これって凄いですよね。

据置機ゲーム会社が本気出して作った

こちらはエーペックスです。

エーペックスのFPSで発売元は「エレクトロニック・アーツ(通称EA)」と言うゲーム会社です。
EAは先程「FPSって何」で紹介した「バトルフィールド」を発売してる超老舗会社です。

そのEAと「タイタンフォール」という、これまた超有名なオンライン専用の対戦FPSゲームを開発した「Respawn Entertainment(リスポーン・エンターテインメント)」という開発会社が一緒に作り上げたのがエーペックスです。

なので、基本的な操作の快適さは折り紙付き、FPS大好きなゲーマーからすれば一つ上のクオリティのバトロワを楽しめるとあれば、やらないわけにはいきませんよね。
私もやってみましたが、ヌルヌル動くし、「ホントにこれ無料なのかい!」と思えるぐらいのクオリティでした。

大会の規模が桁違い

先日フォートナイトの世界大会で優勝した16歳の少年が賞金300万ドル(約3億2600万円)を手にしました。

もう笑っちゃいますよねw凄い時代です。

単純な考えですが、それだけの賞金が手に入る可能性があるのであれば、モチベーションも上がって皆プレイしますよね。

世界的な流行りによる初心者さんの参入

これはあくまで私の妄想なのですが、大会で何億も稼げたり、有名人がプレイしてたりと面白い、面白くないは別として現時点で超流行っているという理由でプレイする人もいると思います。

しかも先に書きました無料+プラットフォームの広さによって手軽にプレイ出来るようになったのもあり、ゲーム初心者の方でも簡単に参入できますしね。

YouTubeでもこの2つの実況動画は物凄く多く、しかも再生回数も多いです。
中には再生回数を稼ぐのが最優先と割り切ってプレイされている方もいると思いますが、そうしたくなるぐらい今爆発的に人気です。

まとめ

今回の記事は私自身あまりバトロワをやっておらず肌感による感想が殆どですが、動画の配信やメディアの取り上げ方などを見ていると確実にFPS、TPS人口の底上げに貢献していると思います。

昔は硬派な戦争物ってイメージだったのが、フォートナイトの出現によりコミカルに楽しく遊べるジャンルに変わっていっている気もします。
それでも私としては初心者で難しい対人FPS、TPSに参入する勇気の方が凄いと思いますが、逆に変にゲームを経験してしまっている私みたいな人間が自分の中で敷居を上げてしまっているだけなのかもしれない。。

まだまだこの流行りは続くとおもいますので、この記事を読んでバトロワが気になった方は一度足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら新たな扉が開くかもしれませんよ!

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