私の大好きなゲームソフト「バイオハザード」、先日まだ未経験だった「リベレーション2」を初めてクリアしました。
これにて初代から今月に発売されたRE:3までナンバリングタイトルは一通り遊ぶ事ができました。
そこで、今回はこれまで遊んできたバイオシリーズの「恐怖演出」の違いについて書きたいと思います。
ホラーが苦手な私にも絶妙なバランスで楽しませてくれるバイオハザード
私はバイオシリーズは大好きで自ら望んで遊んでいます。
しかし、それ以外のホラーゲームは殆どやった事がありません、お化け屋敷も嫌いです。
何故か?「怖い」からです。
「バイオも一緒じゃん!」と思うかもしれません、確かに怖いです。
仮に今から始める方がいるとしたら「怖い」が先に立ちますが、初代から遊んでいる私の場合、「今度は誰で何をするんだい?」と思うわけです。
勿論初めてプレイした時は怖かったですが、それ以上に映画のようなリアルさに圧倒されて、バイオの世界に入り込んでしまい、一気にバイオの虜になりましたw
後、最近のホラーゲームはただ逃げるだけだったりプレイヤーに不利な状態が前提のゲームが多い気がしますが、バイオハザードは雰囲気は怖いけど敵に対抗するための銃火器が揃ってます(弾切れ起こしますがw)。
全シリーズ通して霊的な敵はおらず、あくまで全ての元凶はウイルス、敵はそのウイルスに感染した人(ゾンビ)、またはウイルスから作られたクリーチャーです。
なので、ホラーでありながらちょっと大きな括りにすると「モンスター vs 人間」のアクションゲームとなるため、私にとっては最高のエンターテインメントであり、今となってはキャラにも愛着があるため、「発売されれば必ずやる!」ソフトの1つです。
恐怖演出の違い
では、全バイオシリーズを通してプレイしてみた結果、バイオにはどんな恐怖演出があるのか、それを私なりに分類していいきたいと思います。
静的恐怖

対象シリーズ:全シリーズ
こちらはバイオ全般に必ず1つはある演出です。
静かな建物の中、廊下の曲がり角を曲がる恐怖、扉を開ける恐怖。
そしてこの静的恐怖にはお決まりの「窓ガッシャ~ン!」という相方が付いてきます。
これはこの静的演出があってこそ本領発揮する演出ですね。
閉鎖的恐怖
対象シリーズ:全シリーズ
こちらも全てのシリーズに共通する演出です。
バイオハザードは全てのステージが屋外である事はまずありません、必ずメインとなる建物が存在し、その中を探索します。
この建物というのがだいたい狭い廊下だったり、個室がいっぱいあったりと閉鎖的です。
この空間がプレイヤーの精神状態を追い込みます。
セーブポイント見つけた時は必ず「フゥ~~」と一息つきたくなります。
集団的恐怖

対象シリーズ:バイオ4、5、6、リベ、リベ2
これは敵が数で攻めてくる恐怖です。
ただでさえ銃弾が有限、且つエイムスキルが求められるバイオでこのプレッシャーは凄いです。
バイオ4では序盤でこの恐怖を味合わせ、一段落着いた後に「ヴァイオファザードゥ」とタイトルコールが入り、「これチュートリアルだったの?」と分かった時にコントローラーを置いて遠くを見たものですw
サイコパス的恐怖

対象シリーズ:バイオ4、5、リベ2
これは敵の見た目がほぼ人間なのですが、狂人となって襲ってくる恐怖です。
バイオハザードと言えば「ゾンビ」ですよね。
しかし、シリーズによってはゾンビは卒業し、更に思ったとおりに動いてくれる「マジニ」、「プラーガ」といった寄生虫的な物を人に植え付けるパターンになりました。
この場合、見た目は人間のままですが、斧や銃を使って襲ってきます。
結構ビジュアルって大事で、ゾンビだとモンスター感があるのですが、見た目は人でよく分からない言葉を発しながらも意思疎通して集団で攻めてくる。。。普通に怖いです。
スプラッター的恐怖

対象シリーズ:バイオ7、リベ1、リベ2
この表現は人によって違うかもしれませんが、私の定義としては「見てて痛い」、「気持ち悪い」です。
マップの作りに多いのですが、部屋が血だらけ、肉片が散らばっている、変な叫び声が聞こえるなど、その場を歩くのもシンドくなる恐怖です。
こういうステージがあるバイオシリーズは敵もだいたいイカれてるのが多いですw
視覚的恐怖

対象シリーズ:バイオ7
これはバイオ7だからできた上手い演出だと思います。
バイオ7はFPS視点となっています、つまり自分も前しか視界がありません。
それを裏手に取ったやり方で背後の肩越しに急に敵が現れます。
これがホントに怖い、しかもFPSなので基本ドアップで出てくるので普通に声出ます。
VRでやった事はないのですが、更に怖いんでしょうね。
私個人的に最恐だったバイオ
冒頭にも書きましたが、今回リベレーション2をクリアした事でシリーズ0~7、リベ1、2、ベロニカを経験しました。
その記念にこの記事を書いたと言う事はリベ2が久々に「怖い」と思ったからです。
それまではバイオは怖いけど進める事に支障はありませんでした、そしてバイオ7が出来た時にFPS、オリジナルシナリオ、超怖いという噂で手を出していませんでした。
しかし会社の同僚が貸してくれたのとその時既に配信をしていたので皆さんとやれば怖くないと思い配信しました。
結果は噂通りの怖さでした、敵のバリエーションは少ないし、主人公も一般人なのですがREエンジンでリアルになったビジュアルと先に書きました恐怖演出が相まって私の中で恐怖No.1になりました。
しかし、それに近いぐらい上位に上がってきたのが今回クリアしたリベ2です。
記憶が一番新しいので、今の気持ち的には正直No.1です。
一番低い難易度でプレイしたので、正直銃弾は余りましたし、敵もそれ程強くなかったです。
難しさで言ったらRE:2の方が難しいと思います。
しかし1度しかクリアしてませんが、リベの怖さは「ちょっと進めるの躊躇する」レベルでした。
恐怖のポイントです。
「恐怖」をテーマにしたスプラッターな雰囲気
今回のバイオは結構グチャグチャベチャベチャな雰囲気が多いです。
最後の方に定番の実験場的な部分が出てきますが、ホントに最後の方です。
この陰湿な雰囲気は私のようなビビりには気が重くなる要因になります。
1の洋館は暗いけど綺麗なので雰囲気に押し潰される事は無いです。
敵がゾンビでもないよく分からない「狂人」

リベ2にはゾンビではなく、ウイルスに完成した人型の敵「アフリクテッド」というのがいるのですが、見た目は人間なのですが、半腐りというか、拷問後なのかちょっとグチャってて気持ち悪いです。
しかもゾンビではないので、まぁまぁのスピードで走ってきますし、飛び掛かってきますし、叫びます。
そんなのがどこから出てくるか分からない状況なんで緊張感が止まりません。。
他もいますが、一番の雑魚が一番気味悪いです。。
2人一組設定により1人になる事への恐怖

リベ2は基本2人セットの仕様になっていて交代しながらギミックを操作して進んだり、お互いのスキルを上手く使って敵を倒したりするのですが、相方が子供だったり接近武器しか使えないため、一人なった時の不安たるやもう。
1人なら自分だけを守ればいいですが、あまり戦力にならない相方を多数の敵から守るのは神経使いますね。
0、5、6は相方もほぼ同じ戦闘力を持っているため不安はないのですが。。
何個か書きましたが、全体を通して「サイレントヒル」っぽいんですよね(初めからそう言え)。
2周目からはだいぶ恐怖は緩和されると思いますが、久々に精神的にも疲れました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
バイオハザードは今回みたいに超怖いシリーズもあれば、中には「全然怖くない」と言われているシリーズもあったり、恐怖レベルは若干ブレがありますが、色んな演出で私達プレイヤーを楽しませてくれます。
しかし先にも書きましたように絶妙なバランスで出来ているのでまだ未経験の方も是非遊んでみてください!
コメント