SEGA SATURNとの出会いと私の思春期

ゲーム

皆さん、SEGA SATURN(セガサターン)って知ってます?
今ではゲームソフトメーカーとなった「SEGA」がPlayStation、NINTENDO64発売に合わせて発売したゲーム機です。

何故今更セガサターンを取り上げるのかと言うと、私の思春期に関係するからです。

私の思春期を知ってどうする?確かにそのとおりですが、その当時セガサターンを買うと言う事が皆でゲームを楽しみたい盛りのパパゲ少年にどんな影響をもたらしたのか知って欲しいのです。

スポンサーリンク

セガサターン一択と信じて疑わなかったパパゲ少年

時は次世代ゲーム機戦国時代、スーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジンの時代から「3Dバリバリゲーム機」の時代に突入する頃です。
次を担うハードとして初のゲーム機参入のSONYからは「PlayStation」、SEGAからは「セガサターン」、任天堂からは「NINTENDO64」が発売される事になりました。

3社それぞれの特徴をアピールし、世の子供から大人までどれを買おうか必死に考えたと思います。しかしこの時パパゲ少年(17歳)は既に心に決めていました、「セガサターン一択」と。

その理由は明確で「バーチャファイター」の存在です。

その当時アーケードではバーチャファイターが大画面でプレイできました、それまでスト2や餓狼伝説など2Dの格闘ゲームにハマっていたパパゲ少年にバーチャファイターの出現は衝撃以外の何ものでもなかったのです。

それが家で、しかもスーファミの時のような超劣化じゃなく出来るって言うんだからそうなりますよね。また、SEGAというネームバリューにも信頼がありました。

メガドライブ、その他にも沢山のゲームソフトを出していたSEGA、かたやウォークマンやオーディオデッキを作っていたSONYのよく分からないゲーム機「PlayStation」では比べようがなかったんですよね。

PlayStaionの初めの売りのソフトがこちらもアーケードで人気だった「リッジレーサー」だった気がするのですが、レーシングゲームに興味が無かったので完全にセガサターンの圧勝でした。

周りで誰も買ってない現実

そんな感じだったのでセガサターン+バーチャファイターを購入した私。
家でアーケードゲームが遊べるなんて夢のようでした♪
友人も遊びに来てくれて、一緒に対戦、「もうゲーセンでお金使わないでいいんだ!!」と遊びまくりました。

しかし、数ヶ月遊んでいて気付くのです。
誰も買ってなくない?

友人とゲームの話をしてもみーんなプレステのお話、うちに遊びに来てくれるのはプレステでは遊べないゲームを持ってるから。
まぁ遊びに来てくれるのは凄く嬉しいのですが、完全にレアキャラ扱いです。

多分同じ高校で、嫌、私の故郷横須賀内でセガサターンを持っているのは私だけなのでは?と錯覚するぐらい誰も持っていなかったのです。

無理やり似たゲームを買って同じ気分に浸る

私はゲーマーではありますが、世間のイメージする「引き籠り」、「ネルシャツイン」、「ウエストポーチ標準装備」的な「ザ・オタク」ではありません(今そんな人いないか、偏見失礼しました)。

その当時はバスケ部に入っていて運動も普通にするし、コミュニケーションも普通にできます。
小学校の通信簿には毎年「とても元気で皆を楽しませてくれる」と一番大事な勉強について何一つ書かれない子でした。

もし本当のオタクであれば周りの目など気にせずに自分の選んだ道を胸張って歩いて行けたのでしょうが、そこは多感な高校生、私は世間と離れてしまった境遇に若干寂しさを覚え、周りと話しを合わせられないのを分かっていながら皆がやったいたソフトに似たソフトを買う事で自分を慰めていました。

リッジレーサー → デイトナUSA
エースコンバット → ダイダロス、ガングリフォン
ボクサーズロード → キングオブボクシング
タイムクライシス → バーチャコップ

等々、慰み物のように書きましたが、どれも超面白かったです!

サターンだけのタイトルから名作を続々と発見する!

寂しさからプレステと似たようなソフトを漁っていた私ですが、やっぱり根はゲーマーなので色んなゲームを模索しました。
その結果、サターンにしかない沢山の名作に出会えました!

その中からザックリと抜粋。

パンツァードラグーン
これはシリーズ全て遊びました、新作やりたくてXBOX買いましたもん。
独特な世界観で説明が難しいのですが、とにかく綺麗な描写とドラゴンのかっこ良さがたまりません!これPS4で出してほしい!

サクラ大戦
こちらもシリーズほぼ制覇、帝国華撃団、巴里華撃団とこちらもシリーズやりたくてハードが増えてしまったソフト。
20代になってもやり続けた唯一のギャルゲー(なのか?)です。
私はシリーズ通してすみれ推しでしたw

こちらはまとめてゲーセンシリーズ。
昔我が家の近くに「SEGA」というまんまのゲームセンターがあり、その中にあったデカスリートのボタンが連射で擦り過ぎてほぼ無くなっていた思い出があります。
その他にもゲーセンには必ずあったシリーズがそのまま家で出来るんだからロマンしかないですよね。
ダイナマイト刑事
デカスリート
バーチャファイター
バーチャコップ
ファイティングバイパーズ
電脳戦機バーチャロン

その他名作、すいません、細かい内容忘れてしまいましたが、バーニングレンジャーは消防士の設定をここまでゲームに消化したかと感心しましたね。
エネミー・ゼロ
ガーディアンヒーローズ
ドラゴンフォース
Nights
バーニングレンジャー

まとめ

大きなゲーム変革期に回りと違った選択をしてしまい、一時は迷走した私でしたが、結果としてセガサターンじゃなければ出会えなかったゲームに出会えてとても良い経験ができました。

これ以降、XBOX、ドリームキャストなどやはり友人達は誰一人として買っていなかったハードに手を出しますが、必ずそこには名作と呼ばれるソフトが存在します!

プレステも最終的には買いましたが、それまでの道のりであっちこっち行くのも悪くないなと思った私の思春期でした!

コメント

タイトルとURLをコピーしました